Q1. Yさんが放課後等デイサービスで働く理由は何ですか？

A1.
当時、子どもに関わる仕事を「これが最後のチャンス」という思いで探していたんです。住んでいた家から近かったこともあり、みつはへの就職を決めました。実は保育の学校に通っていましたが、事情があって退学してしまい、「それでも子どもに関わりたい」という気持ちで踏み切りました。

 

 

Q2. メインで担当している業務や活動と、特に意識していることはありますか？

 A2.
手指訓練やSST(ソーシャルスキルトレーニング)、自立課題、ペアレントトレーニングなどです。自立課題では、子ども達が「楽しく」トレーニングできるよう、一人ひとりのレベルや興味に合わせて内容を工夫しています。

 

 

Q3. 子ども達との思い出深いエピソードがあれば教えてください。

A3.
リボン結びが苦手だったお子さんが、3ヶ月ほど頑張ってエプロンの後ろを自分で結べるようになった時は、一緒に喜びました。遊びや療育を通じて毎日少しずつ成長を感じられる瞬間が、一番のやりがいですね。

 

 

Q4. チーム連携・多職種と協力するうえで大事にしていることはありますか？

A4.
スタッフ間で密なコミュニケーションを取ることです。理学療法士や他のスタッフさんなど、職種や立場がちがえば考え方も違って当然。ただ、みんな子どものためにやっているのは同じなので、相手の考えを否定せず、お互いに尊重し合うよう心がけています。

 

 

Q5. やりがいを感じる場面や、苦労するところはありますか？

A5.
ペアレントトレーニングを行った際、ご家庭で「会話が上手くいった」、「行動が改善された」と保護者の方から報告を受けると、ものすごく達成感があります。一方で苦労するのは、子ども一人ひとりの特製に合わせてプログラムを考える時でしょうか。でもスタッフ同士が協力的なので乗り越えやすいです。

 

 

Q6.みつはに就職してから保育士の資格を取得したそうですが、その際の職場の補助と、今後の目標や、さらに実現したい支援の形などがあれば教えてください。

 A6.
保育士の試験前は子どもがいない時間に勉強に専念させてもらえたり、応援してもらえてありがたかったですね。今は就労支援や進学支援に興味を持っていて、将来に向けたサポートをもっと強化したいと考えています。ペアレントトレーニングの会も開いたことがあるので、今後さらに保護者とのつながりを密にして、質の高い療育を目指したいです。